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デジタル塩分計 ES-421の質問と回答のコーナーです。お客さまからいただくお問い合わせの中から、 数多く寄せられる内容をご紹介します。

デジタル塩分計 ES-421

・油や脂肪が含まれているサンプルでも影響ありませんか?
・検出原理について教えてください。
・基準合わせについて教えてください。
・使用上の注意について教えてください。
 
 



油や脂肪が含まれているサンプルでも影響ありませんか?



ラーメンのスープ,ポタージュスープのように、多少油や脂肪が含まれているサンプルでも問題なく測定できます。 なお、測定後はエチルアルコールできれいに拭き取ってください。

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検出原理について教えてください。



ES-421の検出原理は電気伝導度(導電率)式です。サンプルに含まれる電解質の量を検出して食塩濃度に換算しています。硝酸銀滴定法(モール法)と比べて、
@試薬やピペットを必要としない。
A自動測定なので個人誤差がない。
B測定に要する時間が短い等の特長があります。
なお、硝酸銀滴定法(モール法)は、サンプルに含まれる塩素の量を検出して食塩濃度に換算しています。 また濃度単位が ES-421 は重量/重量パーセント、硝酸銀滴定法(モール法)は重量/容量パーセントです。 そのために、食品には色々な成分が含まれているので、同じサンプルでも、ES-421 と硝酸銀滴定法(モール法) の測定値に差を生ずることがあります。二つの測定値には相関がありますので、硝酸銀滴定法(モール法) の値に合わせるときは、サンプルの種類毎に、二つの測定値の換算グラフを作成すると便利です。

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基準合わせについて教えてください。



ES-421は2.84%食塩水で行ないます。

2.84%食塩水の作り方
@天秤にビーカーを載せ、天秤の重量表示を0.00gにします。
A塩化ナトリウム(NaCl)特級を2.84g入れます。
Bこれに天秤の総重量が100.00gになるまで、蒸留水を入れます。
C天秤からおろし、よく混合して溶かします。
※アタゴでも基準合わせ用食塩水を販売しています。

 
部 品 名 食塩水 2.84% AB284 部品番号 RE-120284
食塩濃度 2.84 ± 0.05 g/100g 容 量 約 5ml
価  格 ¥ 2,900(消費税別) 校正証明書付 ¥ 8,500(消費税別)
注:食塩水の保証期間は製造から6週間です。
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使用上の注意について教えてください。



ES-421の御使用にあたり、下記のことに御注意ください。

@その日はじめての測定にあたり、サンプルを滴下するセンサー部(電極)を清拭してください。  清拭にあたり、適当な濃度の食塩水を御用意ください。コーヒーカップ1杯の水(100〜120ml)に食塩を中さじ2杯ほど入れるぐらいの食塩水で構いません。  この食塩水をセンサー部(電極)にたらしてティッシュペーパーで拭き取ってください。  蒸留水ではなく、適当な濃度の食塩水で清拭する理由はセンサー部(電極)を活性化するためです。 なお、中性洗剤で清拭されますと中性洗剤の膜がセンサー部(電極)に付着して残る恐れがありますのでおやめください。

Aしばらくぶり(数日ぶり)にES-421を御使用される場合は、上述@の適当な濃度の食塩水による清拭を数回(3, 4回)繰り返してください。 これは1回の拭き取りではセンサー部(電極)に付着している汚れが取れないこと及び充分に活性化されないためです。

B空気によるゼロ合わせ(ZEROキーを押す)は、上述@又はAの清拭が終わってから行なってください。清拭前にゼロ合わせを行ないますと、 センサー部(電極)に汚れが付着したまま及び電極が充分に活性化されないままにゼロ合わせされてしまい、以後の測定に誤差を生ずる 恐れがあります。

C一日の使用が終わりましたら、センサー部(電極)を蒸留水または水道水できれいに清拭してください。油分を含むサンプルを測定した場合 はエチルアルコール(市販されている消毒用アルコールで可)できれいに清拭してください。なお、中性洗剤で清拭されますと中性洗剤の膜が センサー部(電極)に付着して残る恐れがありますのでおやめください。油分の汚れを拭取るのは膜を形成しないエチルアルコールでお願いいたします。

D一日の使用が終わりましたら、湿気の少ない場所へ移して保管してください。

E2.84g/100g食塩水による基準合わせも、上述@又はAの清拭が終わってから行なってください。できれば、2.84g/100g食塩水をたらしてSTARTキー を押して測定値を読み、ティッシュペーパーで拭き取り、もう一度2.84g/100g食塩水をたらしてSTARTキーを押し測定値を読んでください。 1回目と2回目の測定値が同じで、2.84%から外れている場合は、2.84g/100g食塩水をたらしたまま基準合わせを行なってください。  もし、1回目と2回目の測定値が異なる場合は、もう一度、ティッシュペーパーで拭き取り、再度2.84g/100g食塩水をたらしてSTARTキーを 押し測定値を読んでください。つまり滴下やり直し測定で同じ測定値が出るまで、滴下やり直しを繰り返してください。

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