【味噌漬け】
米麹の糖分による甘みは、西京味噌ならではの味わいです。通常の味噌の中では塩分濃度が一番少なく、大豆が持つサポニンやレシチンは、コレステロールの抑制、動脈硬化の予防、そして生活習慣病の予防が期待されます。
【粕漬け】
発酵食品である酒粕には栄養がたっぷりです。酒かすに漬けたもの、みりん粕につけたものなど、粕漬けにもいくつか種類があります。
通常、味噌漬け、西京漬け、粕漬け、どれも一度塩漬してから漬けることが多いのですが、塩漬の塩水の濃度管理をされる場合は、PAL-03S、PEN-SW をお勧めいたします。こちらは、純粋な食塩水を28%という高濃度まで測定できるモデルで、食塩水しか測定しないお客様には、一番お勧めの器種です。詳しくはお問い合わせください。
(比重計をお使いのお客様は、単位がボーメや比重のモデルもございます。)
味噌や粕に漬けた後の、魚への塩の染み込み具合を見たい場合には、魚に直接挿して測定ができるPAL-SALT PROBEがお勧めです。こちらは、固体に限らず、液体の測定も可能ですので、食塩水&魚の染み込み具合を見たい場合には、こちらがお勧めです。
味噌や粕そのものの塩分や濃度が知りたい場合には、PAL-SALT、PAL-1(濃度)がお勧めです。
濃度測定の場合は、味噌や粕をそのまま載せて、味噌、粕としての濃度を測定できますが、塩分測定の場合には、様々な調味料が含まれている中の塩分だけを測定します。塩分を測定する製品は、電気伝導度という方式を採用しており、味噌や粕など、分子がぎゅっと凝縮されているようなサンプルは、水で10倍に希釈することで、より精確に測定ができます。