2000年11月の第629号「リレー放談」にて、比較文化的に、『フランス人vs中国人vsインド人』を論じさせていただいた。 その後、変わらずに海外出張の折に、
各国におけるカルチャーショックに抱腹絶倒しており、実に時間の密度の濃い状況を楽しんでいる。
さて、日本の理化学機器メーカーにとって、アジアやアラブや米国のマーケットを超え、特に欧州へ乗り込み、そこで伸長をしていくことはとても困難であるが、
故に遣り甲斐がある。 欧州各国にはローカルなメーカーが多数ひしめき合い、文字通り、凌ぎを削っているからである。
その激戦区の欧州各国とコレポンするに辺り、各国の歴史文化、民族を十分に理解しておく必要があるが、これらをとても解り易く理解でき、尚且つ結構、
深い笑いを伴える「ネタ」を一つ紹介したい。
ズバリ、「 天国と地獄 」のコンビネーションである。
どうぞ。
| <天国> |
|
<地獄> |
| フランス人 → |
コック |
← イギリス人 |
| イギリス人 → |
警察官 |
← ドイツ人 |
| ドイツ人 → |
エンジニア |
← フランス人 |
| イタリア人 → |
愛人 |
← スイス人 |
| スイス人 → |
まとめ役 |
← イタリア人 |
まるで各国の評判の凝縮であり、数あるジョークの中で、私はこれほど簡潔且つ、的確なものを知らない。
ところで、インドも中国もオモシロイ連中は多いが、大国、ロシア人やアラブ諸国においても笑劇は絶えない。
ロシア:
ロシアを含め、旧ソビエト系の諸国にはどこか東洋的なビジネス流儀もありながら、欧州的なドライな経営手腕も混在している。 |
入国にはその瞬間から「技術」が必要になる。 イミグレ用の入国カードはロシア語の記載しかないし、入管審査員はパスポートのページを一つ一つ入念に捲り、
何やらメモを取っている。 増補したパスポート所持者の場合なら、イミグレ通過に 5分は要される。 『スパイ』は依然としてこの国を知るべくキーワードのひとつであるが、
その官僚主義的なモノの考え方はこのイミグレにも、ホテルのリセプションにも、寿司バーにも見られる。 ホテルではパスポートは預けてコピーされ外国人登録をしなければならないし、
寿司バーの大きな照明には盗聴機器にも似た黒い装置が乗っかっていたりする。 外国人を狙ったニセ警官のワイロ対策に、IDの携帯すら余儀なくされる。
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「何か欠けているものの方が完璧なものより美しい」
〜聖ヴァシーリー聖堂 赤の広場〜 |
ロシア人を理解するキーワードは、『スパイやワイロ』の他にも多々存在する。
『意味無く笑わない』・『ひたすら待つ』・『冬のヴォッカ』といった所だろうか・・・・?!
ロシア人は愛想笑いをしない。 ”意味の無い笑顔はバカの印” という諺に代表されるが、
その色白で無表情のロシア人とのビジネスは慣れるまで時間を要す。 ロシアでは特別親しい相手でない限り談笑することはないし、
そもそも笑いは心から発するものとされているようだ。 |