タミー食品工業株式会社 様

業務用のたれやスープなど、液体製造に特化している企業です。アタゴとは10年以上お付き合いさせていただいております。
ハンバーガー店のたれや、居酒屋のサラダドレッシング、鍋のスープ、パスタソースなどを作られています。ふだんは、業務用として袋詰めで出荷されます。

西武新宿線新所沢駅(埼玉県)からバスで10分程度。午前11時頃到着しました。 ダシのきいた香ばしい香りが迎えてくれました。おなかがなりそうなのをこらえて、社内へ。

製造現場

早速、製造現場へ。
白衣、帽子、マスクを装着し、しっかり埃を取り、手を消毒した後、製造現場へ入りました。 今回、品質・衛生管理部の石井様にご案内していただきました。 大きな鍋が何個も並んでおり、高橋様、山田様が作業をされていました。

この日は鍋用スープ(胡麻味噌ベース)を作っていました。 スープの色や味の確認に加え、更にBrix確認もして、慎重に味を作られています。

PAL-1、PAL-2、MASTER-醤油、MASTER-α、MASTER-たれαをご活用されています。 スープ加熱後の煮あがり具合を確認するために使用していただいています。
デジタル表示のPALとアナログ表示のMASTERを一緒に使われているので、質問をしました。

PALとMASTERは、どのように使い分けされていますか?

PALは醤油などサラサラしたサンプルを測り、MASTERは油が多いサンプルを測っています。

お見事な器種選択です!

今度は、山田様、高橋様よりたくさんの質問をいただきました。

MASTERは、光源をどの角度に通すと良いですか?

MASTERを蛍光灯に向けて測定すると良いです。

PALで測定するたびに値がばらつく場合は、平均をとったほうが良いですか?

温度変化によるばらつきでなければ、平均をとったほうが良いです。

なぜMASTER-αシリーズはゼロセットが出来ないのですか?

自動温度補正や防水機能を搭載する際に、構造上ゼロセット用の目盛規正ネジを排除したためです。
他のお客様から目盛規正ができた方が安心との声をいただき、自動温度補正+防水+目盛規正が出来る製品を開発中です。

サンプルに塩分が含まれていますが、MASTERはどのモデルが良いですか?

塩分が金属を侵す恐れがありますので、樹脂製のモデルがオススメです。

製造現場の皆さん作業中にありがとうございました。 普段から疑問を持っておられて、使いこなしていただいていたことがうれしかったです。
しかし、カタログや取扱説明書を作っている立場からすると、伝えないといけないことが伝えられていないことを知りました。 どんなことを疑問に思うのか知ることが出来て、良い機会でした。

ちょっと一息

待ちに待った昼食の時間です。社員食堂でご馳走になりました。 ここで、社員が食材を提供するユニークなシステムを発見しました。
今日のメニューには、石井様のおばあさまが作ってくださったわらび、同じく石井様のご実家のスナップエンドウ、他の社員の方が育ててくださった黒米が並び、大変おいしくいただきました。
また、隅っこに麦茶を入れるポットが置いてあり、「そろそろ出番かと思って洗っておきました」とメモが添えられてありました。 毎年暑くなると麦茶などを入れるためのものだそうで、時期になると自主的に出して洗っておいてくれる社員がいるのだそうです。
暖かい雰囲気を感じました!見習わなくては!!

品質・衛生管理室

午後からは品質・衛生管理部へお邪魔しました。
品質・衛生管理部は、出荷前の製品の最終検査を実施されています。 Brix測定はもちろん、いろいろな項目の検査・試験を実施されています。 また、製造部門でご使用されている測定器の校正も行なわれています。 社内全体の品質管理の中枢に当たる部門です。
こちらの部門では、デジタル糖度計パレットシリーズ、ポケット糖度計PALシリーズと、デジタル表示・自動測定モデルをご活用されています。 最終検査ということで、より慎重に測定されています。

こちらでも、質問をいただきました。

砂糖液の測定で、30%の時は誤差がほとんどありませんが、50%は誤差が目立ちます。なぜでしょうか?

砂糖液の濃さが濃くなるにつれて粘度が増すので、誤差の原因になります。 PALの場合、サンプルがプリズムに均等につかない傾向があります。 サンプルをプリズムにのせる前に容器内でかき回し、プリズム上でもかき回してから測定すると安定した測定ができます。

タレにバジルのかけらが含まれていますが、値に影響ありませんか?

バジルの葉が、プリズムにつかない程度であれば影響ありません。

最後に石井様に質問をさせていただきました。

仕事のやりがいや会社の好きなところを教えてください。

食品製造は人の命を預かることなので、責任を感じて作業をしています。 そして、会社の好きなところは個人を尊重してくれているので、自分のアイディアが実現しやすいです。 また、製品のたれなどが用いられているハンバーガー店に足を運んで、味を確かめたり、お客様の会話に耳を傾けています。

社長様とごあいさつ

最後に社長様に、ご挨拶をさせていただきました。 すると今回のインタビューを受けられたことに関して、「普段アタゴ製品を使わせてもらっているから、少しでもお役に立てれば」と言ってくださいました。 このように社長様はとても心の広い方で、そして職場の雰囲気もとても暖かいです。 廊下にはやわらかい雰囲気の絵や、詩などが飾られていました。 そして、会社が社員を尊重し、1人1人の思いやりが会社を支えている様に感じました。

これからも末永くご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

タミー食品工業株式会社様ホームページ
http://www.tamy.co.jp/