日本獣医生命科学大学 様

日本獣医生命科学大学
宮川 優一様にお話を伺いました。

動物病院での尿検査では必ず尿比重を測定します。 例えば、慢性腎臓病は一般的に認められる病気で、猫では死因の上位です。
この病気の難しいところは、なかなか明らかな症状が表れずに病気の診断が遅れることです。 病気が悪化してから現れる症状は、体重の減少、食欲の減少、多飲多尿などです。
日本獣医生命科学大学
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この病気では、尿を濃くする力が低下してしまうため、尿比重が低下することが他の検査よりも早く認められます。

この病気では犬や猫は人間と比べて、尿比重の低下が顕著に現れることもあり、尿比重の測定は病気の診断として重要になります。
正常では、犬で1.025以上、猫で1.035以上を示すことが多いです。
人間と違い、動物の場合には採尿が自由にできないため、カテーテルを使うなどして採尿しています。しかし排尿時に採取できれば、動物への負担がないです。

最近は、一般の飼い主の方が尿比重計をお持ちの場合もありますので、猫の採尿を自宅で行う場合には、例えば、花王から発売されているシステムトイレを利用するとよいでしょう。
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尿比重は比重計で測定します。 より簡単にスピーディーに検査するために、アタゴの尿比重計を使っています。 採取した尿を、数滴垂らして、スタートボタンを押すだけで、結果が3秒後に表示されます。

昔は、覗くタイプのアナログ尿比重計を使っておりましたが、動物専用のデジタルモデルが発売されてからは、専らこちらを使うことが多くなりました。


デジタル表示されるのでとてもわかりやすく、便利に使っています。昔から使っているものは、すでに10年以上使っていますが、一度も壊れることがなく、診療においても安心して使っています。

これからも末永くご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。


日本獣医生命科学大学
獣医学部獣医学科
臨床獣医学部門治療学分野I
獣医内科学教室第二講師
獣医学博士
宮川 優一様

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