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データブック 旋光計-旋光計の光源

データブック 旋光計-旋光計の光源

屈折計・旋光計の光源

基準は黄色い光のD線

屈折計、旋光計の光源は、ナトリウムランプの黄色の光(D線)が、基準の一つです。現在では、ハロゲンランプやLEDに干渉フィルターを用いてD線を取り出す方法が増えています。
ナトリウムランプのD線は、1本の輝線と考えがちですが、D1(589.6nm)とD2(589.0nm)の2つの輝線で発光しています。D線は、D1とD2の2本の輝線の両方を示していることになります。数字の589.0と589.6で考えた場合、589.3が中心となります。光の強度比で考えた場合、D2の方が強く、強度の中心は589.3と589.6の間にあると考えられています。
ICUMSAにおけるD線の波長は、屈折計においては589nmという表現や589.3nmという表現として記載し、旋光計においては589.4400nm(改訂履歴や前後の文面から真空中が省略されていると解釈できます。空気中では589.29nmとなります。)と決定したと記載しています。
JISでは、屈折計、旋光計共に基準光源としてのD線を589.3nmと記載しております(例えばK0062化学製品の屈折率測定方法、K0063化学製品の旋光度測定方法)。
日本薬局方では、屈折計、旋光計共に基準光源をD線としておりますが、波長の数値の言及はありません。
弊社においてD線は、589nmとしてカタログや取扱説明書などに表記しております。

  • ※ 観測管はICUMSAでは検糖管と表記しています。また業界を問わず、セル(測定セル)と呼ぶこともあります。
  • ※ α589.4400nmは、真空中の波長589.4400nmでの旋光度の意味です。
  • ※ 1nmの波長の差による旋光度の変化は、左記の蔗糖液26g/100ml、波長587.0000nmと589.4400nm間を例にしますと約0.126°となります。
  • ※ 波長の差による旋光度の変化は、測定物質により大きく異なります。JISが参考になります。