老舗の「液体の濃度」を測る 株式会社アタゴ

海水/ Seawater

海水

海藻の中で最も多く日本の食卓を飾るわかめには、ヨウ素をはじめ、
カルシウム、カリウム、亜鉛など海洋ミネラル成分が豊富に含まれています。

海水

【海水濃度】

陸上養殖や稚魚を養殖する水槽などに入れられる人工海水は30~35‰、手長エビなどの汽水域で生息している生物などの水槽では0.5~30‰で管理されます。
海洋検査では、世界各地の水域で海水濃度を測定し海水濃度の変化などを確認しています。サンゴ礁などが広がる綺麗な海では、33~35‰の海水濃度でなくては綺麗なサンゴ礁は形成されないそうです。
タンカーなど船舶のバラスト水も、海洋生態系保全の観点により海水濃度の測定が義務付けられている地域があります。アメリカ、ニューヨークでは、最低30‰あるか測定されています。

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「海水」の塩分(目安値)

・人工海水
2.2%
・汽水域生息生物の水槽用汽水
2.8~3.4%
・サンゴ礁
0.8%
・タンカーのバラスト水
0.8%