濃度モニター
手軽に、気軽に、IoTをスローガンに工場の自動化を応援するアタゴの濃度モニター CM-BASEαシリーズ。自動測定により、人的ミスの防止、省人化や、労働時間短縮に貢献します。試料導入部は、ホースコネクタや金属チューブコネクタを使うことで、大掛かりな設置作業もなく取り付け可能です。
経産省が支援しているロボット革命イニシアティブ協議会(RRI)より、簡単低コストで使えるIoTツールとして「スマートものづくり応援ツール」に選定されています。水溶性切削油、研削液、洗浄液などの金属加工業界で No.1 の実績を誇ります。
CM-Baseαシリーズから、温度範囲や測定範囲を拡張し、本体デザインまでも一新した上位機種CM-BASEα-Plusが登場!世界各地で工場の自動化が急速に進む中、中小の食品工場でも気軽に自動化に取り組める価格帯で、自動化の一歩を踏み出す導入モデルとして最適です。
手のひらに乗るコンパクトなサイズ感で、前面に操作・表示部、背面にセンサー検出部を備えたユニット型のコンパクトモデルです。
食塩水濃度(W/W)、食塩水比重、食塩水ボーメ度、海水濃度(‰)、海水比重、海水ボーメ度、豆乳濃度、クエン酸濃度(W/W)、DMF濃度(W/W)、過酸化水素水濃度(W/W)、水酸化ナトリウム濃度(W/W)、塩化マグネシウム濃度(W/W)、尿素水濃度、切削油濃度、湿し水濃度など、豊富な専用目盛りをご用意しています。
試料液の性質上、どうしてもプリズム面への付着を避けられない場合のために、プリズムワイパーをご用意しております。プリズム面の清掃のために、毎回、ラインをストップさせたり、インライン屈折計を何度も取り外す必要はありません。プリズムワイパーは検出部の真向かいに取り付け、手動でプリズム面の付着物を拭います。
データの出力機能として、レコーダー用出力(DC4mA~20mA)とRS-232C出力を搭載しています。濃度変化をリアルタイムで検出することで、即不適合がわかり工程をブロック、全自動測定による人的ミスを防止、測定データの保存で原因究明にと、確実な品質管理の実現に貢献します。
アタゴのインライン計は、安全衛生規格EHEDGや3-A Sanitary Standardsの要求する接液部に関する表面仕上げレベル Ra 0.8以下をクリアし、EC No 1935/2004 または、FDA (21 CFR)-GRAS(Generally Recognized as Safe)で規定されているステンレスに関する成分要件をもクリアした仕様となっており、食品関連設備でのご使用にも安心してお使い頂けます。
工程ごとに不適合をブロック
抽出液の濃度確認
抽出した液のBrixを知ることで、抽出率を管理しています。抽出率によっては、再抽出等を実施したりします。
混合比率のフィードバック
リアルタイムで混合比率が検出でき、規格外品がでないようにフィードバック。
充填前最終チェック
充填前の製品が規格内に入っているか、最終チェックします。また、洗浄時の水との切り替えを管理することで液ロスの削減にも活用できます。
詳細は弊社までお問合せください。
SUS(標準仕様)
強度が高く、耐食性に優れたステンレス鋼。サニタリー仕様。
チタン
強度が高く、軽量、耐食性、耐熱性を備えた金属。 特に塩に対してステンレスよりも高い耐食性がある。
ハステロイ
耐食性、耐熱性が高い合金。 特に、塩酸や硫酸に強く、高温化でも耐食性が損なわれにくい。※ハステロイは米ヘインズ社の商標です。
詳細は弊社までお問合せください。
■ VARIVENT®(バリベント)とは
VARIVENT®(バリベント)は、配管への取りつけ方法の規格です。主にヨーロッパで使われています。配管取り付け部の寸法をバリベント規格に合わせた寸法にすることで対応可能になります。PRM シリーズ・CM シリーズはバリベント規格対応の配管も承ります。
※ VARIVENT®(バリベント)は、GEA プロセスエンジニアリング株式会社の登録商標です