自動炭酸飲料モニター CooRe
日本: | 1566485, 1566486 |
台湾: | D186342, D186343 |
中国: | ZL 2017 3 0023745.4 |
米国: | US D820702S, US D802703S |
韓国: | 30-0917570, 30-0917566 |
EUIPO: | 003665546-0001, 003665546-0002 |
従来、炭酸ガス溶解量の測定は通称『手振り』と呼ばれる方法で行われます。
容器に穴をあけ、その穴をあけた容器を金属製のフレームに入れ、激しく振ります。
重量は2Lのペットボトルと金属製のフレームを加えると3.8kgにも達し、
それを20回も振らなければ測定できないという、とても過酷な方法です。
CooReは、その作業をできるかぎり簡易にするため開発されました。
CooReは、容器に穴をあける動作(ピアシング)、炭酸ガス溶解量測定、濃度測定の3つの機構を一つに収めた炭酸モニター初の一体型測定器です。
ACアダプターでもバッテリー*でも電源が取れるため、現場やラボ、どこでも持ち運んでの測定が可能です。重量は従来のガスボリューム計(30kg)の半分以下の12kg。
CooReは、ボトルをセットして、ボタンを押すだけ。測定時間は容器のセット時間を含めても1分30秒。自動測定なので、測定後に面倒な計算は必要ありません。(*ユーザースケール機能付)
*バッテリーはオプション品になります。
*ユーザースケール機能…今まで計測していたデータと「CooRe」のデータをもとに検量線を作成し、係数を入力することが可能です。測定値は過去のデータに基づいて自動算出されますのでこれまで蓄積したデータが無駄になりません。
長年アタゴが培ってきた屈折率測定の技術をガスボリューム計に組み込みました。二つの管理項目を一度の計測で満たすことができるため、作業効率の改善に貢献します。
計測に必要なサンプル量はたった100mL。
一般的な炭酸飲料の容量であれば、全ての容器で計測できます。
容器に管を刺す「ピアシング」。本製品は、缶、瓶などの容器であっても、どなたでも力を入れることなくスムーズにピアシングすることができます。また、容器を取り外す際は開閉できるカバーがついているため液が飛び散ってしまうリスクを回避しました。
海外生産のガスボリューム計が多い中、「CooRe」は国内生産品です。屈折計で70年に渡り培ってきた熟練の技術を駆使してご提供します。ご使用中の不明点やお問い合わせはいつでもご連絡ください。国内工場で迅速に対応し、きめ細かなサービスをご提供いたします。
1.サンプルをセット
2.レバーを倒し、
容器をピアシング
3.ボタンを押して測定開始