老舗の「液体の濃度」を測る 株式会社アタゴ

これまでの苦労を解放する
新しいタイプのB型粘度計
─ISO1652,ISO2555に準拠─

デジタルB型粘度計 VISCO B
デジタルB型粘度計 VISCO B

デジタルB型粘度計

VISCO™ B

SDGs

従来のB型粘度計より優れている6つのポイント

簡単操作

簡単操作

アタゴのVISCO™ Bは、測定までの準備がシンプルで簡単なだけでなく、測定に際しても、ジョグダイアル一つで操作が可能なため、組み立てから誰でも簡単に扱えます。

スピンドルはワンタッチ

スピンドルはワンタッチ

従来のB型粘度計が採用している逆ねじ方式とは異なり、スピンドルはワンタッチで取り付けられます。

スムーズな高さ調整

スムーズな高さ調整

従来のB型粘度計の多くが採用しているネジ方式は、ネジを何度も回転させて昇降をしないといけず、腱鞘炎になる方もいらっしゃいます。VISCO™ Bは、レバーで簡単に調節ができます。

平衡確認はデジタル式

平衡確認はデジタル式

従来のB型粘度計は、泡タイプのアナログ式のため、目視での平衡確認が必要ですが、VISCO™ Bならデジタル式なのでとっても簡単です。

目安線で迷わない

目安線で迷わない

ビーカーを置く位置はとても大切。VISCO™ Bは、ガイド線が付いているので、測定前のストレスを解消します。

スタイリッシュ

スタイリッシュ

未来的でスタイリッシュなデザインは、測定現場を明るくし、測定に愉しさをもたらします。

【粘度計用温度コントローラー】~6つのポイント~

粘度計用温度コントローラーは,水の循環が不要・軽量・コンパクトな恒温装置です。

粘度はサンプルの温度に大きく影響を受けるため、粘度測定においてサンプルの温度調節はとても重要です。一般的に粘度測定の温度調節で使用されるのは恒温水槽と呼ばれる装置です。これは水を循環して恒温するため温度調節に時間がかかるという問題があります。また、大型装置のため使用するには広いスペースが必要であり、水を用意したり使用後に水をきちんと乾かしたり等の準備やメンテナンスも必要です。恒温水槽の準備や片付けは慣れていない人であれば30分以上はかかり、準備完了後に水温を調節する時間を加えると使用するまでに1時間以上かかります。このような従来の恒温装置がもたらす時間や労力の無駄を解決するため、軽量・コンパクトな恒温装置「粘度計用温度コントローラー」が開発されました。
粘度計用温度コントローラー

水を使わない

水を使わない

温度調節にはペルチェ素子を用いていますので、水を循環せずに恒温できます。重労働だった水の準備や使用後の水処理が不要で、衛生的です。

恒温時間の短縮

恒温時間の短縮

水温の調節時間がない分、早く温度を調節できます。また、サンプルを入れる容器がアルミ素材のため、効率的に熱を伝えることができ、温度調節時間の短縮化を実現しました。

軽量・コンパクト

軽量・コンパクト

重さは温調部と操作部を合わせて約1.6kg、温調部に至ってはわずか240g。手のひらサイズで非常にコンパクト。

シンプル操作

シンプル操作

操作は2つのボタンのみ。シンプルな操作で温度設定ができます。「計測器や実験用の装置は複雑で難しい」というイメージとは違い、誰でも簡単に扱えます。

こだわりぬかれたデザイン

こだわりぬかれたデザイン

シンメトリーな造形はまるで神殿のよう。機能性に加え、ユーザーが測定に楽しさを感じられる製品です。気持ちよく測定ができる環境づくりをお手伝いします。

 

環境に優しい

環境に優しい

ペルチェ素子を用いた温度調節は、音や振動によるストレスがなく、フロン等の冷媒を使用しないため環境にも優しい製品です。

【 VISCO™ B 】ラインナップ

モデル

パッケージ

オススメ!
パッケージE

恒温機能付き

パッケージE

オプション

オススメ!
全部入り

VISCO/VISCO895
VISCO B(L)兼用

全部入り


ウォータージャケット

循環式恒温水槽と繋げて

ウォータージャケット


60-C5

循環式恒温水槽

60-C5

機能とデザイン

校正とは、測定対象の真の値と、計測器から読み取る値の関係を求めることです。測定結果の信頼性を確保するためにも、校正は大切な作業です。測定環境が大きく変化した時や、測定結果に不安を感じた時など、校正の実施をお勧めします。定期的な校正をご検討されている場合、その周期は、測定器を使用されている状況や過去の測定実績などを基に、お決めいただくことを推奨しています。アタゴの粘度計VISCO™には以下の標準液が用意されています。標準液は粘度別にございますので、日頃測定されている粘度に近い標準液での校正をお勧めしています。

●標準液●

下記粘度計標準液 200、500、1000 のいずれかひとつが製品に標準付属します。ご注文時にお選びいただけます。上記 3 点以外の粘度液をご希望の場合は、別途ご相談ください。

部品番号 部品名 容量
RE-89053 粘度計標準液20 500mL
RE-89054 粘度計標準液50 500mL
RE-89055 粘度計標準液100 500mL
RE-89056 粘度計標準液200 500mL
RE-89057 粘度計標準液500 500mL
RE-89058 粘度計標準液1000 500mL
RE-89059 粘度計標準液2000 500mL

●JCSS付き標準液●

JCSS校正付きの標準液をご希望の場合はこちらからお選びください。

部品番号 部品名 容量
RE-89010 粘度計校正用標準液 JS2.5 500mL
RE-89011 粘度計校正用標準液 JS5 500mL
RE-89012 粘度計校正用標準液 JS10 500mL
RE-89013 粘度計校正用標準液 JS20 500mL
RE-89014 粘度計校正用標準液 JS50 500mL
RE-89015 粘度計校正用標準液 JS100 500mL
RE-89016 粘度計校正用標準液 JS200 500mL
RE-89017 粘度計校正用標準液 JS500 500mL
RE-89018 粘度計校正用標準液 JS1000 500mL
RE-89019 粘度計校正用標準液 JS2000 500mL
RE-89020 粘度計校正用標準液 JS14000 500mL
RE-89021 粘度計校正用標準液 JS52000 500mL
RE-89022 粘度計校正用標準液 JS160000 500mL

ご注文やご相談はお気軽にこちらまでご連絡ください。

粘度計とは

粘度計の種類 粘度計といっても様々な測定方法が存在します。
例えば、日本工業規格 JIS Z 8803 では、粘度計は以下に分類されています。
・毛細管粘度計
・落球式粘度計
・回転式粘度計
・振動式粘度計
その他にも粘度カップやLST(ラインスプレッドテスト)と呼ばれる測定方法も存在します。
アタゴの粘度計VISCO™は回転式と呼ばれる原理で測定します。

回転式粘度計の原理

回転式の原理 一般的によく用いられる粘度計です。
構造が簡単で操作性に優れ、測定範囲が広く高精度に測定できます。
試料中に円筒形の回転子を入れ、一定の速度で回転させた時の
円筒面に作用するトルク(ずり応力)を測定することで粘度を求めます。
回転子の種類によって、共軸二重円筒型、単一円筒型、コーンプレート型等があります。
コーンプレート型は、回転数を変えることで、非ニュートン流体の流動特性を求めることができます。

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