バターは風味がよく、豊かな香りとコクが魅力です。                    
                    ところで、あなたは、どんなバタートーストがお好みですか?                    
                    香ばしく焼けたトーストにバターを塗って食べるのは至福の時ですよね。常温に戻して柔らかくしておいたバターをさっと塗って食べるのが好きな方や、固まりのまま乗せてバターの食感を楽しみながら食べるのが好きな方、ベーシックでシンプルなトーストだからこそ、人それぞれに、焼き方やバターの塗り方のこだわりがあるものです。                    
                    バターは、ビンガム流体に属しており、一定の力をかけると粘度が下がる性質をもっています。トーストに塗る際は、ナイフでバターにある程度の力を加えることで塗ることができます。                    
                    バターは要冷蔵品なので、通常10℃以下で保存するため、冷蔵庫から取り出すとカチカチに固まっています。包丁で切れる固さではありますが、トーストに塗るには固すぎるため、パンに塗りやすく、料理にも使いやすい、やわらかい商品も販売されています。植物油脂や他の素材を加えてやわらかくしてあり、その開発過程では、様々な条件下における粘度の研究がされています。                
バターの粘度
                            
                                VISCO™ 測定事例                            
                            
                            スピンドル : ULA
                            
                                サンプル温度 :40℃                            
                        
                                            バター
バターは、「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」により、「生乳、牛乳又は特別牛乳から得られた脂肪粒を練圧したもの」で、成分は乳脂肪分80.0%以上、水分17.0%以下と定められており、種類別「バター」と表示されています。
製法による分類
食塩添加による分類